当研究会について

img_20160712-181447.jpg 3つの若葉を育てる会に世話人として参加させて頂いております馬淵と申します。
 
 高度成長期「Always 3丁目の夕日」の頃には、大家族で2世代・3世代の家庭も多く、近所のおじさんに怒られ、おばさんに優しくされながら、良きにつけ悪しきにつけ町ぐるみで地域社会を形成し、年齢構成では壮年期の人が多数を占めていました。しかし、現在は年齢構成が変化し超高齢社会となり、治癒より介護・療養を要する人が増加しておりますが、これを支えるための人的資源は不足し、さらに、核家族化が進むことで単身者や老々・認々世帯の増加、個人情報保護も制度化され、地域社会から孤立・孤独化し、自助共助がスムーズに機能しにくい状況となってきているように感じます。

 そんな中、細分化された縦割りの現在社会について、各職種の方々が地域包括ケアシステム推進に向けご尽力されておられますが、各分野の専門用語を用いて各々の立ち位置で邁進しているために、地域社会としての共通したシステムとしてなかなか有機的に機能していないのではないのでしょうか?お互いが多職種の立ち位置を理解し、縦割りであるがゆえに曖昧な領域をカバーし、同じ言葉でも職種によって意味が異なることを理解するためには、まず、医療・介護・福祉関係者が職業・役職を超えた一個人として意見交換し、理解しあうことが喫緊の課題であると考え、有志5名で2015年2月に宝塚市地域包括ケアシステム研究会「3つの若葉を育てる会」を立ち上げました。幸い、多くの問題に対する検討も進み、他職種との顔の見える関係も進んできているように感じます。

 私たちは地域包括ケアシステムを構築できれば現状が解決できるとは考えていません。なぜなら、そのシステムを利用する全ての人がそのシステムを理解し、有意義に利用できなければ意味が無いと考えるからです。有機的な地域包括ケアシステムを形成しようとした際には、第一段階として関係者が共通のルールを理解し進め、市民が受け入れられる状況を形成した上で、第二段階として市民活動に関する関係職種との連携も模索し、最終段階として市民に啓発・啓蒙していくことが必要と考えています。

 第一段階は7割がた達成できたと考えていますので、第一段階をさらに進めるのと平行して第二段階へも進もうと考えています。第三段階へ進むためにはより多くの仲間が必要と考えています。みんなで支えあって暮らしていける宝塚を目指し協力していただける方々に、より多くご参加いただければ幸いです。ご協力よろしくお願い致します。
 
平成28年7月21日
宝塚市地域包括ケアシステム研究会「3つの若葉を育てる会」 世話人 馬淵 英一郎

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