代表世話人挨拶
代表世話人挨拶日本の高齢化は、他国が経験したことのない速さで進行しています。この世界で誰も経験したことのない国家リスクに、厚生労働省は「地域包括ケアシステム」の構築を推進し、対応しようとしています。
平成28年3月に出された地域包括ケア研究会報告書(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)では「2025年は、介護需要の急増に向けた入り口にすぎず、サービス提供体制の維持においてさまざまなリスクが発生する状況は、2040年頃を越えて長期間にわたり継続する」とあり、また「地域包括ケアシステム」は『あればより幸せ』といった楽観的なものではなく、地域生活の継続を維持するために不可欠な仕組みとして理解されるべきである」と提言しています。いいかえると、2025年までに地域包括ケアシステムの構築が実現でき、2040年まで持続できなければ、今の地域生活が崩壊してしまう恐れがあるとも言えます。
私たちはこの世界にモデルのない、自ら解決策を探らなければならないこの危機をどこまで理解できているのでしょうか。実際、「地域包括ケアシステム」と一言でいっても、どんなシステムなのか、何をしたらいいのか、と何か漠然としているのが現実ではないでしょうか。
宝塚市地域包括ケアシステム研究会「3つの若葉を育てる会」では、「地域包括ケアシステム」を机上の空論で終わらせるのではなく、自分たちの手で「地域包括ケアシステム」を創り出し、現場で機能するために、宝塚の医療・介護・福祉の関係者が集まって話をしています。
現在の具体的な活動は、宝塚市、宝塚市医師会、宝塚市歯科医師会、宝塚市薬剤師会をはじめとした14共催団体の代表が集まり、会の運営と連携について議論し承認いただく年2回の共催者会の開催と、医療・介護・福祉関係者の連携に必要な①顔を合わせる機会、②課題抽出、③共通言語の理解、④ルールの合意、を目的にした毎月の研修会を行っています。
今後は研修会で見えてきた地域の共通課題を、専門化の知識や経験を活かし、地域の中に広く浸透させ、住民と協働して課題解決に取り組んでいく方法を検討していきます。
「3つの若葉を育てる会」では活動を通じ、二つのことを宝塚で実現したいと考えています。
一つ目は、厚生労働省の言う「多様な資源(私たち医療・介護・福祉関係者)が一体的に提供される体制(あるいは、利用者がそのように感じれる状態)を実現する地域の仕組みづくり」を目指し連携を進めていくこと。
二つ目は人生の最終段階におけるケアのあり方を住民と共に考え「豊かな死、Quality of Death」ができる仕組みを作ることです。
一つ目は、厚生労働省の言う「多様な資源(私たち医療・介護・福祉関係者)が一体的に提供される体制(あるいは、利用者がそのように感じれる状態)を実現する地域の仕組みづくり」を目指し連携を進めていくこと。
二つ目は人生の最終段階におけるケアのあり方を住民と共に考え「豊かな死、Quality of Death」ができる仕組みを作ることです。
是非、皆様のご参加ご協力をお待ちしております。よろしくお願い致します。
平成28年7月21日
宝塚市地域包括ケアシステム研究会「3つの若葉を育てる会」 代表世話人 山内知樹
宝塚市地域包括ケアシステム研究会「3つの若葉を育てる会」 代表世話人 山内知樹
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